オーダーカーテン選びのポイント
知っておきたいオーダーカーテン選び、5つ!のポイント。
家やリフォームが完成していよいよ入居! その際に差し迫って考えなければいけないのが、カーテンなどの窓まわりをどうするかといった問題です。
来店されるお客様の大半は、どんなカーテンにしたいのかを漠然とイメージされているだけで、“これ”といったハッキリしたイメージをもって来店される方はたいへん少ないようです。
クロスや床材はじっくり選んだのに、なぜか窓まわりは 「とりあえず、カーテンを買い揃えよう」 と安易に考えがち。 壁材や床材ほどでなくても、かなりの面積を占める窓は、カーテンやブラインドにどんなものを選ぶかによって、見た目の印象はもちろん、住まいの快適度もかなり違ってきます。 それぞれのお部屋に応じた住まい方を考えながら、ふさわしいデザインやスタイルを選びたいものです。
しかし、カーテンって購入する機会が本当に少ないから、選び方がよくわかりませんよね。
家具や照明器具の場合は商品を見ることによって、ある程度自分のイメージしていたものと比較ができ、だいたい好みに近い商品を見つけることができます。 ところが、いざカーテンとなると、めったに買わないし、お店で見る機会もほとんどないのが現実。
「あのレストランのカーテンが素敵だった」
「このあいだ旅行で泊まったホテルの部屋のカーテンみたいなデザイン、できないかな・・・」
こんな疑問や希望をお持ちだからこそ、
「どんな、カーテンやブラインドがいいのかな」
「何を基準に決めたらいいの」
「こう思っているんだけど、本当にこれでいいの」
「どんなものがあるのかな?いくらぐらいかかるの?」
というのがお客様の本当のお気持ちと思います。
特に、女性の方は、ファッションにはそれぞれ自己主張をお持ちですし、若い奥様はセンスも磨かれています。 これはお買い物の頻度がカーテンとは全く違い、ウインドウショッピングだけでもファッションの知識とセンスはランクアップしますよね。 実は、カーテン選びも基本的には同じなんですよ。 ただし着せるのは部屋の中、経験が少ないと自信が持てませんよね!?
ポイント−1 ウインドウトリートメントはクロスが貼り上がってから!
カーテンなど窓装飾品は特殊なものをのぞいて、約2週間あれば、たいていの物は納品可能です。
クロスや床材などの内装材は早く決まっていても、実際の仕上がりイメージは完成してみないとなかなかつかめません。
各部屋に立ってみて、日の当たり方・窓の実際の大きさ・風の流れ・お隣の窓との位置関係を見て、はじめて実感としてわかる物です。
この段階で専門家に相談しながら決めても、決して遅くはありません。
ポイント−2 オーダーカーテンは10年〜15年は十分使えます。
見た目や、流行だけで選ばないようにしましょう。
オーダーカーテンは一度作ると10年以上使えます。装飾性はもちろんですが、使い勝手やあとあとのメンテナンスも十分考えて選んでください。
例えば、小さなお子様がいる部屋の掃き出し窓にアルミのブラインドを希望されることがありますが、2〜3年してお伺いすると、見るも無残にブラインドの羽根が曲がっているお宅がほとんど。
ブラインドは西日対策にとっては本当に効果的ですが、永く使うものだけに飽きのこない、日頃の手入れも簡単なものをお勧めします。
ポイント−3 できるだけ大きなサンプルを数多く手に取って見てください
カタログの小さな貼り生地や、写真で選ぶのはプロでも無理!!
最初は、できるだけ大きなサンプルを数多く展示しているショールームやお店で見てみましょう。日ごろ見慣れない商品でも数多く手に触れ、見ているうちにある程度、生地の種類や好みが漠然とでもわかってくると思います。
カーテンを取り付けてから 「他にこんなにたくさんの種類があったの!」 なんてことがないように、実際にショールームやお店に足を運ぶことが、失敗しない生地選びの第一条件です。
ポイント−4 採寸はプロにまかせましょう。
オーダーで、一番多い失敗がサイズ違い。
特に窓数がたくさんあって、しかもいろんな形の窓がある場合、必ずプロに採寸をお願いしたほうが、あとあと問題が起きません。
まして、カーテンレールがついていない場合は難しいと思ったほうがいいでしょう。
理想を言えば、相談から採寸・取り付けまで一貫して同じ人が担当してくれるお店ですとスムーズにいくようです。商品の提案まではスムーズにいっているお店でも、取り付けは業者に委託している場合、サイズ違いというトラブルは頻繁に起こっているようです。
ポイント−5 担当のコーディネーターは経験豊富ですか?
「ハウスメーカーのコーディネーターが、こう言ったから」とか、「メーカーのショールームのインテリアコーディネーターがこれがいいと言ったので」というお客様の声をよく耳にします。
もちろん、そのコーディネーターが本当に経験豊富ならいうことはありませんが、現場に一度も足を運んだことの無い人がコーディネートするケースも多いようです。
例えば、タイルを貼る場合、年季のはいったタイル職人さんが本当に仕上がりのいいタイルを一番知っていることをご存知ですか?
これは資格やセンスより、経験が勝ることの証明だと思います。
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